婚活パーティーは参加資格がかなり緩く設定されているため、結婚したい独身者なら誰でも参加可能です。異性と実際に会って自分をアピールできるというのは、年齢で不利になりがちな35歳以上の婚活男女にとってはとても有意義なポイントです。婚活パーティーにはまだ行ったことがないという方は、一度は試してみることをおすすめします。ここでは、35歳以上の男女が婚活パーティーでマッチングしやすくするために知っておきたいポイントをご紹介します。
目次
婚活パーティーは“実際に会えること”が魅力
婚活アプリやお見合いは、プロフィール写真や年齢、収入、学歴などのスペック面で事前にフィルタリングされてしまいます。
スペックが弱い方は振り落とされてしまい、お相手候補と実際に対面するところまで行き着けないこともあります。
その点婚活パーティーは、参加費さえ支払えば誰でも出会いの場に参加できます。
年齢ではじかれがちな35歳以上の男女にとって、相手に直接自分の魅力をアピールできるまたとないチャンスです。
ここでは、35歳以上の男女が婚活パーティーでマッチングするためのコツを見ていきましょう。
①対象年齢の下限=自分の年齢のパーティーを選ぶ
婚活パーティーでマッチングするための作戦は、参加するパーティーを選ぶ段階から始まります。
婚活パーティーは基本的に、「男性○歳~○歳、女性○歳~○歳までの方」というように対象年齢が決められています。
対象年齢が25歳~40歳というように幅の広いパーティーは少し注意が必要です。
30歳以下の若い層は基本的に同年代でマッチングすると考えられるため、35歳以上の男女がマッチングを希望しても相手からは断られてしまうおそれがあります。
特に男性の場合、自分が35歳以上であっても20代の女性を希望することが多い傾向があります。
実際には、35歳以上の男性が20代の女性を希望してもなかなかマッチングは成立しません。
一方、35歳以上の女性が同年代の男性にマッチングを申し込んでも、相手は20代を希望しているためミスマッチが生じるおそれがあります。
そうなると結局、35歳以上の参加者は男女共にマッチングできずに終わることになってしまいます。
マッチングしやすくするためには、「30歳~40歳」というふうに対象年齢の幅が比較的狭いパーティーを選ぶとよいでしょう。
自分が若い方になることを意識する
もう一つのポイントは、参加者の中で自分が若いほうになるように意識することです。
自分が最も若い参加者というポジションにつくことで、“相対的な若さ”をアピールできマッチングしやすくなります。
あなたが40歳なら、「35歳~40歳」ではなく、「40歳~45歳」のパーティーを選ぶことをおすすめします。
②いちばん人気の相手はあえて外す
最近の婚活パーティーでは、パーティーの途中でいったんマッチング希望をヒアリングし、中間インプレッションとして発表することがあります。
この段階で、自分に好意を持ってくれている相手がわかると共に、自分が気になっている相手が何人からアプローチを受けているかがわかります。
婚活パーティーでは、際だって高スペックの人やルックスの良い人に人気が集中することもめずらしくありません。
1人の女性(男性)に対し、男性(女性)の全参加者がマッチングを希望するという事態も起こりえるのです。
人気の参加者は選びたい放題となるため当然、マッチング希望者の中から最も気に入った相手を選びます。
10人の参加者がいるとして、マッチングできるのは選ばれた1人のみで、残りの9人は相手が見つからないままということになるわけです。
「自分が本当にいいなと思った人にしかマッチング希望したくない。玉砕も覚悟の上」という気持ちはわかりますし、それも一つの考え方です。
しかし、何度パーティーに参加してもマッチングにたどりつけないというのでは時間もお金ももったいないし、マッチングの次のステップを経験することができません。
婚活は実践経験を積むほどうまくやっていけるようになりますから、勉強のつもりでとりあえずマッチングしてみるのもよいのではないでしょうか。
とりあえずマッチングしてみるという作戦
ライバルの多い相手はあえて外し、少しでも好意を感じられる二番手、三番手の相手を希望すれば、倍率が低くなる分マッチングできる可能性が高まります。
マッチングしたからといってすぐに交際が始まるわけではないので心配は不要です。
婚活の経験値を上げるために、お試し感覚で“とりあえず”マッチングしてみるという作戦も検討してみてくださいね。
③トークでは質問しすぎに注意
婚活パーティーでは、参加者全員と直接話すフリートークがメインとなります。
わずか数分の会話で初対面の異性に自分をアピールしなければなりません。
マッチングを成立させるには、見た目と共にトーク内容でも相手に好印象を残す必要があります。
婚活パーティー初心者がやりがちな失敗は、トークタイムに相手への質問を矢継ぎ早にぶつけてしまうことです。
初対面の相手に「年収はどれくらいですか?」「料理は得意ですか?」「子供はほしいですか?」などと立ち入ったことをいきなり聞いてしまうと、相手に不快感を持たれるおそれがあります。
相手の年収や家事能力などはあなたにとって重要なポイントだというのはわかりますが、相手との距離感も考えず自分が気になることを一方的に質問するのは考えものです。
相手は、「この人はお金のことがいちばん気になるんだな」「家事をやってくれる人がほしいんだろうな」と思ってしまうでしょう。
相手の内面を知ろうともせず、ひたすら自分に都合の良い相手を探しているという印象を与えてしまいます。
トークタイムは相手のことを理解する時間
トークタイムは条件を確認する場ではありません。
コミュニケーションによって相性を確認するのが目的だと考えてください。
自分のことを理解してもらおう、相手のことも理解しようとする姿勢が大切です。
時間の限られたトークタイムでは、趣味や仕事のことなどをサラッと話す程度にとどめておくのが無難です。
いいなと思った相手にはそのうえで、「もっとあなたのことを知りたいのでマッチング希望させていただきますね」と控えめに好意を伝えましょう。
がっつかない態度が好感度を上げ、マッチングできる可能性が高まりますよ。
マッチングしなきゃ始まらない!
いかがでしたか?
婚活パーティーは同性のライバルがいる中で気になる異性を探さなければなりません。
自分自身の魅力やコミュニケーション能力を磨くことも大事ですが、いかにマッチングを成立させるかという戦略も忘れてはなりません。
様々な婚活方法の中で、複数の異性に直接自分をアピールできるという点では婚活パーティーが最も効率的です。
臆せず自信を持ってパーティーに臨んでくださいね。