街コン、マッチングアプリ、婚活パーティー等々、出会いの場は多様化しています。その中で、真剣に結婚相手を探す35歳以上の男女に強くおすすめしたいのが「お見合い」です。 結婚へのショートカットキーとして今あらためてお見合いが注目されていることをご存じですか? お見合いには堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、それは昔の話。ここでは、本気で婚活する35歳以上の男女がお見合いを検討すべき理由をご紹介します。
目次
お見合い結婚への偏見を捨てよう
お見合いというと、着物姿の女性とスーツの男性が仲人立ち会いのもと、老舗料亭で対面する図を思い浮かべる方も多いことでしょう。
恋愛結婚が当たり前のいま、好きという感情のないまま淡々と結婚するというイメージのお見合い結婚に抵抗を持つ方も多いかもしれません。
でも、本気で結婚したい35歳以上の男女は、お見合いへのステレオタイプな偏見は捨てるべきです。
ここでは、35歳以上の男女がお見合いを検討してみるべき理由をご紹介します。
①成婚までの期間が短い
オーバー35歳男女は成婚までにズルズルと時間をかける余裕はないのが現実です。
女性の場合、妊娠を望むならなるべく早く相手を決め、妊活を始めたほうがよいのは言うまでもありません。
男性の場合はまだ年齢的な危機感を持っていない方も多いかもしれませんが、子供が成人するまで現役で働き続けられるかを考えれば、やはりできるだけ早く結婚を決めたいものです。
妊娠率には女性だけでなく男性側の状態も関わってくることも併せて頭に入れておきましょう。
普通の恋愛であれば、出会いから結婚まで年単位で時間をかけることもめずらしくありません。
若いうちならそれでもよいのですが、35歳以上の男女ともなるとそれほど悠長なことは言っていられませんよね。
スピード感がお見合いの魅力
お見合いの場合は、初対面を果たしたあとにまず交際を始めるかどうかを決めます。
そして何回かデートを重ねたら、結婚を前提とした交際へ進むか、ご縁がなかったものとするか判断することになります。
当初から「結婚相手としてどうか」という目で相手を判断するため、出会いから早くて数週間~1か月、遅くとも3~6か月で最終的な答えが出ます。
このスピード感こそお見合いの魅力の一つです。
②条件はあらかじめクリアされているので話が早い
通常の恋愛結婚では、出会ってから恋愛関係に発展し、お互いに一生を共にしたいという気持ちを抱いて初めて結婚を考えるようになります。
付き合っているうちに互いの個人的な事情などは少しずつわかってきますが、やはり恋愛と結婚は別です。
付き合う相手としては最高でも、結婚相手には向かないということも往々にしてあります。
その場合は交際歴がどんなに長くても成婚には至りません。
結婚は男女のパーソナルな結びつきであると同時に社会的なものでもあります。
いくら好きでも、宗教の有無や親戚付き合いへの意識、金銭感覚など実際の生活に関わる価値観に大きくズレがあると、ゴールインは難しいこともあります。
また、学歴、職業、年収から家族構成、両親との同居の有無、子供を望むかどうかなど、結婚生活を送る上で非常に重要であるにもかかわらず面と向かってはなかなか聞きにくい事柄もありますよね。
本人たちの相性次第
お見合いではあらかじめプロフィールを交換した上で会うかどうかを決めます。
つまり、会うと決めた時点で条件面はクリアされているということになります。
あとは本人たちの相性次第ということになるため、意気投合できればあとはトントン拍子。
成婚までの期間を大幅に短縮できるのです。
③様々な異性と出会う中で自分に合う相手がわかる
婚活せざるを得ない最大の理由は、日常に異性との出会いがないことではないでしょうか。
とりわけ35歳以上ともなると、周囲は既婚者ばかり。合コンのお誘いもめっきり減ったという方も多いことでしょう。
異性との慢性的な出会い不足は婚活男女にとって致命的な問題です。
男女とも好みがありますから、よほど惚れっぽい人でない限りそう頻繁に恋に落ちることはないはず。
いいなと思える相手に出会えても、条件面で合わず交際に踏み切れないこともあるでしょう。
そう考えると、婚活は数の勝負ということがおわかりいただけることと思います。
とにかく異性とたくさん出会い、気に入る相手の中からさらに選りすぐっていくのが婚活です。
出会いの母数を増やさないことにはスタートラインにすら立てないのです。
何度でもお見合いを繰り返すことができる
仲人がとりもつ昔ながらのお見合いでは、お見合いの同時進行はしないのが基本です。
しかし結婚相談所が仲介する今どきのお見合いでは、ピンとくる相手に出会えるまで何度でもお見合いを繰り返すことができます。
結婚を切望する方でも、自分にとってどんな相手が最適なのか意外と自覚できていないものです。
様々な異性とのお見合いを繰り返す中で、自分に合う相手が自ずとわかってきますよ。
④同時進行で効率的な婚活ができる
通常の恋愛・交際では1対1の関係が大前提です。
交際相手がいるにも関わらず新たな出会いを探したりすれば、浮気とみなされても仕方ありません。
一方、婚活では特定の相手が決まるまでは他の異性と出会い続けてもよいというのが暗黙の了解となっています。
結婚相談所を介するお見合いでも同時進行はOK。
お見合いをして男女双方がOKを出せば交際が成立しますが、この時点ではまだ恋人同士の関係ではなく、仮交際と呼ばれる段階です。
仮交際の期間中は新たなお見合いをすることができますし、複数の異性と仮交際状態になってそれぞれとデートすることが可能です。
同時進行は35男女の強い味方
もしいきなり1対1の関係になってしまうと、効率的な婚活は難しくなります。
交際を続けていくうちに「やっぱりこの人は違うかな」と思った場合、交際を終了させて他の相手とまたお見合いから始めなければならないのです。
同時進行可能なお見合いは、時間的な余裕のないオーバー35男女の婚活の強い味方と言えるでしょう。
結婚へのショートカットキーとしての「お見合い」
いかがでしたか?
出会いのきっかけがお見合いであっても、互いに惹かれあって結ばれることは通常の恋愛結婚と何ら変わりはありません。
恋愛感情もなく結婚するという昔ながらのお見合いのイメージは捨てましょう。
出会いから成婚までの期間が短いお見合い結婚は、「結婚してから恋愛が始まる」といわれます。
お見合いでもロマンティックで愛情あふれる結婚ができるということをぜひ知っておいてくださいね。