婚活には悩みがつきものです。迷ったときや落ち込んだとき、第三者からの客観的なアドバイスは宝石のように貴重に感じられます。ただし、第三者なら誰でもよいというわけではないことに注意してください。アドバイスを仰ぐ相手を間違えると、婚活がさらに袋小路に入り込むおそれがあります。本記事では、アラフォー婚活女性がアドバイスを求めるべき相手・求めるべきでない相手について解説します。
目次
アドバイスは諸刃の剣
婚活には特殊なルールが多く、慣れないうちは「こんなときはどうすればいいんだろう」と悩む局面も少なくありません。
今ひとつピンとこない相手から熱心にアプローチを受けた場合にはどのような対応するのが正解なのか、判断に苦しむこともあるでしょう。
また、いいなと思っていた相手に交際を断られてしまった場合には誰かに慰め力づけてもらいたくなりますよね。
第三者からのアドバイスは婚活という迷宮の突破口になる可能性がある反面、よけいに悩みを深めてしまうこともあります。
アラフォー婚活を成功させるには、誰にアドバイスを仰ぐかという判断が極めて重要です。
それではさっそく、婚活するアラフォー女性がアドバイスを求めるべき相手・避けるべき相手についてみていきましょう。
“利害関係”が判断のポイント
アドバイスを受けるべきか、やめておいたほうがいいかを判断する基準とは、ずばり利害関係です。
利益・不利益とは金銭的なものと精神的なものの両方を含みます。
あなたが結婚することによって何らかのメリットを受ける相手、もしくは利益にも不利益にもならない相手ならアドバイスを受けても大丈夫です。
以下、具体的に見ていきましょう。
アドバイスを受けるべき相手①結婚相談所のスタッフ
結婚相談所では通常、カウンセラーなどと呼ばれる担当スタッフが会員ひとりひとりにつき、活動をサポートします。
お見合いや交際についてわからないことや悩みがあったら、担当スタッフにメールや電話などで相談することも可能です。
会員の中には、この歳になって男女交際をあれこれ干渉されるのは抵抗があるなどの理由で、悩みがあっても担当スタッフに一切相談しない人もいます。
スタッフにプライベートなことを相談するのは恥ずかしいという気持ちもわかりますが、やはりできるだけサポートは利用すべきです。
結婚相談所の場合、自社の会員が成婚退会すれば成婚料という形で所定の金額を受け取ることができます。
成婚料の金額は相談所によって異なりますが、数万円から高いところでは数十万単位になることもあります。
また、自社会員を成婚退会に導くことができれば、その相談所の成婚率、つまり実績を上げることにつながります。
成婚率は相談所が新規会員を獲得する上で非常に重要なアピールポイントになるものです。
つまり、相談所としてはあなたの成婚に大きな望みをかけているのです。
交際を軌道に乗せて成婚させるために、アドバイスを惜しみなく与えてくれるはずです。
ただし相談所の中には、いったん登録させたらあとは完全放置というところも存在します。
また、スタッフのレベルによってアドバイスの質は大きく左右されます。
担当からのアドバイスが今ひとつピンとこない、相談所からのサポートがないという場合は、スタッフもしくは相談所そのものを乗り換えるのを検討することをおすすめします。
アドバイスを受けるべき相手②既婚の男友達
結婚に興味のない独身男性は、婚活している男性の心理について同性であってもよくわかっていないことがあります。
その点、既婚の男友達なら結婚を目指す男の気持ちがよくわかります。
恋愛結婚ではなく婚活の末に結婚した男友達ならパーフェクトです。
すでに家庭を持っている男性なら、あなたの婚活や結婚によって何の影響も受けません。
メリットもデメリットもないという点が重要です。
お互いに恋愛感情は一切なく、純粋な友だちづきあいのできている相手を選ぶのがポイントです。
アドバイスを受けるべきでない相手①独身の女友達
歳が近く、境遇も似ている独身の女友達に恋愛や交際の相談をするのはおすすめできません。
恋愛経験の少ない人の場合、適切なアドバイスをしてあげたくてもできないことがあります。
また、結婚適齢期の女性の気持ちは複雑なもの。
表面的には結婚願望がないようにふるまっていても、内心モヤモヤしたものを抱えている女性は決して少なくありません。
その友達自身の恋愛や婚活がうまくいっていない場合には、婚活している友達に対し複雑な気持ちを抱くこともありえます。
最悪の場合、友情にヒビが入る恐れもあります。
仲良しであればあるほど、婚活の相談は避けたほうが無難です。
アドバイスを受けるべきでない相手②母親
仲良し母娘の場合、母親に恋愛や婚活の相談をするという女性もいるかもしれません。
しかし恋愛ならまだしも、婚活に関してまで母親のアドバイスを受けるのはおすすめできません。
娘であるあなたの結婚は母親にとって利害の絡むものだからです。
娘が幸せになれる相手よりも、母である自分にとって都合のよい男性を勧める可能性があります。
将来のことも考えれば、娘の結婚相手にはより良い条件を求めたくなるものです。
母親がお相手にとんでもない高望みをしたりして、あなたの婚活の足を引っ張ることになりかねません。
お相手にプロポーズを急かしたり、「もっとよい人がいるんじゃないの」などと考えなしに発言したりしてあなたをいっそう混乱させることになるおそれも。
母親は今どきの婚活事情について正しく認識していないということをくれぐれも忘れないようにしましょう。
最終的には自分自身の判断で
いかがでしたか?
婚活は孤独な戦いになりがちなので、第三者に苦労をわかってもらえれば気持ちが軽くなることはあります。
ちょっとした悩みを打ち明けてアドバイスをもらうのは決して悪いことではありません。
ただ、しょせんは第三者の意見です。
過度に振り回されたり鵜呑みにしたりしないよう気をつけてくださいね。
最終的に判断を下すのはあなた自身だということを忘れず、後悔しない婚活をしてくださいね。