婚活を始めるのは早ければ早いほどよいのは言うまでもありません。35歳を超えてからの婚活スタートに若干出遅れた感を抱いている方は多いことでしょう。 でも、婚活スタート時点で35歳を過ぎていても、心配したり焦ったりすることはありません。適切な心構えを持って婚活すれば、アラフォー男女でも必ず成婚を果たすことができます。ここでは、アラフォー男女が「限りなく理想に近い相手」をゲットする秘訣を見ていきましょう。
目次
“完璧な相手”を追い求めるのは茨の道
どうせ結婚するなら少しでも良いお相手を、と思うのは仕方ありません。
実際、婚活している男女の中で「誰でも良いからとにかく結婚したい!」とまで思い詰めている人はなかなかいないはず。
結婚はゴールではなく新たなスタート。
結婚相手とはこれから先何十年にも渡って生活を共にするのですから、安易な妥協などできませんよね。
ただ、「自分の理想に100%適う相手」を求めてしまうと、婚活はどこまでも長引くおそれがあります。
時間をムダにしたくないアラフォー男女の婚活では、「限りなく理想に近い相手」を目標とすることをおすすめします。
これは決して妥協ではありません。
それでは、アラフォー男女が「限りなく理想に近い相手」に出会うコツを見ていきましょう。
①バツイチもOKとする
昨今では離婚がめずらしいものではなくなり、バツイチだから訳ありと見られる風潮も薄れてきました。
しかし、婚活男女の中には、離婚歴のある人はNGとしている方もいることでしょう。
特に初婚の方は、相手にも自分と同じ初婚であることを求める傾向がうかがえます。
確かに、浮気癖やDV癖、借金癖などは容易に治るものではありません。
性格の不一致は結婚対象に加えることがオススメ
不貞行為や身体的・経済的・精神的暴力やギャンブル、浪費などを理由に離婚している相手との結婚はおすすめできません。
浮気の原因といえば真っ先に「浮気」が頭に浮かぶかもしれませんが、実は離婚事由のトップは「性格の不一致」であることをご存じでしょうか。
性格の不一致は文字通り、価値観が合わなかったということ。どちらかが悪かったというより、お互いがうまく歩み寄れなかった結果としての離婚なのです。
アラフォー男女は、この「性格の不一致」によるバツイチさんも結婚対象に加えることをおすすめします。
離婚は結婚よりもはるかにエネルギーを消耗しますし、精神的ダメージを負います。
離婚して再婚を考えている人は、同じ過ちは二度と繰り返したくないと思っています。
首尾良く再婚できた暁には過去の反省を生かし、きっとより良い伴侶となってくれるでしょう。
離婚に至った理由はしっかり確認するべき
アラフォーともなると、一度は結婚したものの離婚して再びシングルになった人々が周囲に増えてきます。
バツイチもOKとすれば婚活の幅はぐんと広がります。
離婚歴のみを見て相手を頭から排除するのではなく、彼/彼女の言い分にもぜひ耳を傾けてあげてください。
もちろん、離婚に至った理由はしっかり確認すべきです。
離婚の経緯に納得できたら、相手の内面にしっかり目を向けましょう。
交際する中で、相手に人格的な問題があるわけではないことが確信できれば、バツイチさんとの結婚も前向きに検討してみることをおすすめします。
②「改善できる欠点」と「改善できない欠点」を正しく見きわめる
まったく欠点のないパーフェクトな人はこの世に存在しません。
もちろん、婚活する中で出会うお相手たちも様々な欠点を持っていることでしょう。
「欠点のない相手」を探そうと思うと、そんな人は世の中にいないのですから当然。
婚活は行き詰まります。
欠点だけで切り捨てるのはもったいない
重要なのは、「許せる欠点」と「許せない欠点」、そして「改善できる欠点」と「改善できない欠点」をきちんと区別して考えることです。
たとえば、相手が時間にルーズなところは自分にとって許せるか、許せないか?
ルーズな相手にはイライラしてしまうという人にとっては「許せない欠点」でしょう。
ただ、時間にルーズなことは心がけ次第で改善が見込めます。
この1点だけで相手を切り捨てるのは少々もったいないかもしれません。
では、相手がマザコンだった場合はどうでしょうか。
彼/彼女が実家の母親にべったりでも気にならないという人にとっては「許せる欠点」ですね。
しかし、結婚相手には精神的に自立できていることを求める人にとっては「許せない欠点」です。
そしてマザコンを直すのは非常に難しいこと。
「改善できない欠点」と考えるべきです。
長い目で相手を見る余裕も大切
服装がださい、不潔、食べ方が汚い、家事ができない、だらしない等々、結婚相手として気になる点があるなら、上記のように分類して考えてみましょう。
たいていの欠点は実生活には支障ありませんし、本人の努力次第で改善できるものです。
婚活はとかく短期決戦となりがちですが、短期間では相手の深いところまでは見えてきません。
ちょっと気になるところがあったら即切り捨てるという姿勢では、本当に自分に合った相手を見逃してしまうかもしれません。
焦らずじっくり、長い目で相手を見てあげる心の余裕も大切ですよ。
③「突出した欠点のない相手」を選ぶ
あなたにとっての「運命の相手」は実は一人ではありません。
本命Aさん、補欠Bさん、第2補欠Cさんという三人のお相手がいる場合、Aさんと結婚できなければ幸せになれないということはないのです。
なぜなら、結婚後の生活はあなたとお相手が二人で協力して作り上げていくものだから。
実際にご縁があったのがBさんでもCさんでも、「二人で幸せになろうね」という意志さえあれば、いくらでも幸福な未来を築いていけるのです。
だから現時点での「完璧な相手」に固執する理由はありません。
「限りなく理想に近い相手」と結婚する秘訣は、ルックスが良い、高収入など「突出した長所」で相手を選ぶのではなく、「突出した欠点のない相手」を選ぶことです。
大きな欠点のない相手であれば上手くいく
突出した欠点とは、改善するのが難しく、その欠点一つで他のあらゆる長所を帳消しにするような致命的な欠点を指します。
たとえば、どれだけ優しくてイケメンで高学歴高収入な男性でも、女癖が悪かったら?
円満な結婚生活は望めませんよね。若くて美人で料理上手な女性でも、常識外れにお金遣いが荒かったらやはり夫婦喧嘩が絶えなくなるでしょう。
婚活する際にはどうしても、わかりやすい「突出した長所」に目を奪われてしまうものです。
突出した長所に目がくらみ、他の欠点に目をつぶってしまうのは失敗の元です。
ついつい見落としがちですが、「突出した欠点」がないというのは実は非常にポイントの高い資質です。
際だった長所はなくても、大きな欠点のない相手であれば、穏やかで安定した生活を築いていけることでしょう。
「限りなく理想」の中に幸せが詰まっている
いかがでしたか?
「理想の相手」ではなく「限りなく理想に近い相手」を選ぶことは決して妥協ではありません。
大切なのは、できるだけ良い条件の相手をつかもうというエゴではなく、必ず幸せになろう、そしてお相手を幸せにしてあげようと思う気持ちです。
欠点があるのはお互い様という考えができれば、相手に対して優しい気持ちになれるはず。
その優しさや包容力がきっと素敵なご縁を呼び込んでくれますよ。